「骨格ストレートって診断されたけど、上半身がどうしても大きく見えてしまう...」そんな風に感じていませんか?
肩幅がしっかりしていて、二の腕にもハリがあり、全体的に上半身にボリュームを感じやすい骨格ストレート。
「もう少し華奢に見せたい」「すっきりとした印象になりたい」と思うのは、とても自然なことです◎
でも大丈夫です。
骨格ストレートの特徴を理解して、正しい着こなしを身につければ、上半身をぐっとすっきり見せることができるんです。
この記事では、骨格ストレートの方が上半身のボリューム感を軽減し、洗練された美しいシルエットを作るための具体的な方法をお伝えします。
明日から使える実践的なテクニックばかりなので、ぜひ最後までお読みくださいね♪
骨格ストレートの上半身ボリュームが気になる理由
骨格ストレートの特徴と上半身の構造
骨格ストレートの方の体型には、美しい特徴がたくさんあります。
まずはその特徴を詳しく見てみましょう。
骨格ストレートの上半身の特徴として、バストトップとヒップの位置が高く、立体的でメリハリのあるボディラインを持っていることが挙げられます。
横から見ると前後に厚みがあり、肌にはハリと弾力があるため、健康的で女性らしい魅力にあふれています。
肩幅は比較的しっかりとしており、二の腕の外側にも筋肉のハリを感じやすいのが特徴です。
首はやや短めに見えることが多く、鎖骨があまり目立たない傾向にあります。
これらの特徴は、決してマイナス要素ではありません。
むしろ、欧米的な美しいボディラインの持ち主だということなんです♪
なぜ上半身が目立って見えるのか
骨格ストレートの方が「上半身のボリュームが気になる」と感じる理由には、体型の構造的な特徴が関係しています。
最大の要因は「上重心」であることです。
バストやヒップの位置が高く、肩から胸にかけて立体的な構造を持っているため、視覚的に上半身に重心が集まって見えるのです。
また、筋肉がつきやすい体質であることも影響しています。
二の腕や肩周りに自然に筋肉のハリが生まれるため、上半身全体がしっかりとした印象になりやすいんです。
さらに、首が短めに見えることで、上半身が詰まった印象になりがち。
これらの要素が重なることで、「上半身が大きく見える」と感じてしまうのです。
でも、これらの特徴は正しい着こなしをすることで、むしろ美しさを際立たせる武器に変えることができます◎
上半身をすっきり見せる基本の3つのルール
ネックライン選びで印象を変える
上半身をすっきり見せる最も効果的な方法のひとつが、ネックライン選びです。
首周りを上手に演出することで、上半身全体の印象をガラリと変えることができます。
おすすめのネックライン
- Vネックは骨格ストレートの救世主的存在です。
縦のラインを作ることで首を長く見せ、上半身をすっきりと見せてくれます。
深すぎず浅すぎない、程よい開き具合がポイントです♪ - Uネックも同様に、縦の抜け感を作ってくれる優秀なデザイン。
丸みのあるラインが女性らしさも演出してくれます。 - スクエアネックは、直線的なラインが骨格ストレートの特徴とよく合います。
品のある印象を与えながら、デコルテをきれいに見せてくれる効果も。
避けたいネックライン
- タートルネックやハイネックなど、首が詰まったデザインは上半身を重く見せがち。
どうしても着たい場合は、前だけタックインして縦ラインを強調したり、ロングカーディガンを羽織って縦の流れを作ったりすると◎ - ボートネックも横のラインを強調するため、肩幅を広く見せてしまう可能性があります。
シルエット作りで縦ラインを強調
骨格ストレートの上半身をすっきり見せるには、Iラインシルエットが基本中の基本です。
Iラインシルエットの作り方
- トップスは体に適度にフィットし、ボトムスもストンと落ちるストレートなシルエットを選びましょう。
上下ともにジャストサイズを意識することが大切です。 - ウエストマークも効果的。
高い位置にあるウエストを活かして、トップスをボトムスにインしたり、ベルトでマークしたりすることで、縦長効果を狙えます。 - オーバーサイズは基本的にNGですが、どうしても着たい場合は上下どちらか一方のみにとどめ、もう一方はフィットしたアイテムでバランスを取りましょう。
縦ラインを強調する小技
- ストライプ柄、特に縦ストライプは視覚効果抜群です。
細すぎず太すぎない、程よい幅のストライプを選ぶのがコツ。 - ロングカーディガンやロングベスト、ロングネックレスなど、縦に流れるアイテムを取り入れるのも効果的です♪
素材選びで体型をサポート
骨格ストレートの方は、素材選びがとても重要。
肌のハリに負けない、しっかりとした素材を選ぶことで、体型を美しくサポートできます。
おすすめの素材
- ハリのあるコットンは骨格ストレートの定番素材。
シャツやブラウスなど、きちんと感のあるアイテムに最適です。 - サテンやシルクなど、適度な光沢と厚みのある素材も相性抜群。
上品で洗練された印象を演出できます。 - ハイゲージニットは、薄手でも存在感があり、体のラインを美しく見せてくれます。
カシミヤやウールなど、上質な素材を選ぶとより効果的◎
避けたい素材
- シフォンやジョーゼットなど、ふんわりとした素材は体のボリューム感を強調してしまいがち。
- ざっくりとしたローゲージニットも、上半身を大きく見せる可能性があります。
- 薄手のカットソーやTシャツを選ぶ際は、ある程度の厚みがあるものを選んだり、インナーでボディラインを整えたりする工夫が必要です。
部位別!上半身カバーテクニック
肩幅を華奢に見せる方法
骨格ストレートの方の多くがお悩みの肩幅。
実は、ちょっとしたテクニックで華奢な印象に変えることができるんです。
肩ラインを美しく見せるポイント
- セットインスリーブ(肩から真っ直ぐに袖が縫い付けられたデザイン)を選びましょう。
肩の位置がはっきりし、すっきりとした印象になります。 - ドロップショルダーは肩幅を広く見せてしまうため、基本的には避けた方が無難です。
首元で視線をコントロール
- 深めのVネックやUネックで、視線を縦に誘導。
肩幅から注意をそらし、首元に焦点を集めることで、全体のバランスが整います。 - アクセサリーを上手に活用するのも効果的。
ロングネックレスやスカーフで縦のラインを作ったり、ピアスやイヤリングで顔周りに華やかさをプラスしたりしましょう♪
肩を強調しないアウターの選び方
- ノーカラーコートやチェスターコートなど、肩パッドが入っていないシンプルなデザインがおすすめ。
- テーラードジャケットを着る際は、肩幅ぴったりのサイズを選び、深いVネックのデザインを選ぶことで肩幅をカバーできます。
二の腕をすっきり見せる袖選び
二の腕のハリが気になる骨格ストレートの方には、袖選びが重要なポイントになります。
二の腕カバーに効果的な袖丈
- 五分袖は二の腕の一番太い部分を隠しつつ、華奢な手首を見せられる優秀な袖丈。
特に骨格ストレートの方にはおすすめです◎ - 七分袖も同様に、気になる部分をカバーしながら抜け感を演出できます。
- 長袖も安定した選択肢。
袖口が少しゆったりしているデザインを選ぶと、手首とのコントラストで腕全体が細く見える効果も。
避けたい袖丈とその対処法
- フレンチスリーブ(三分袖)は二の腕の一番太い部分で切れるため、腕を太く見せがち。
どうしても着たい場合は、カーディガンやジャケットを羽織って調整しましょう。 - ノースリーブは肩幅を強調する可能性がありますが、Vネックデザインを選んだり、華奢なストラップのものを選んだりすることで改善できます。
袖のデザインで差をつける
- シンプルなセットインスリーブが基本ですが、袖口にさりげなくボタンがついているデザインや、少しだけフレアになっているデザインなら、おしゃれ度もアップ♪
- パフスリーブは基本的に避けた方が良いですが、肩ではなく袖の途中から膨らむデザインなら、チャレンジできる場合もあります。
胸周りのバランスを整えるコツ
バストトップが高い骨格ストレートの方は、胸周りのバランス作りがポイントです。
胸元をすっきり見せる工夫
- 適度に開いたネックラインで、胸元に余裕を持たせましょう。
詰まったネックラインは胸を強調しすぎて、上半身全体を大きく見せてしまいます。 - カシュクールデザインのトップスは、Vラインを作りながら胸元をエレガントに見せてくれる優秀アイテム。
インナー選びの重要性
- 下着選びも大切なポイント。
適切なサイズのブラジャーを着用することで、バストラインを美しく整え、服の着こなしも格段に良くなります。 - ブラトップやカップ付きインナーを活用する場合は、しっかりとホールド力のあるものを選びましょう。
レイヤードテクニック
- カーディガンやジャケットを前開きで着ることで、縦のラインを作りながら胸元をさりげなくカバー。
- インナーとアウターの組み合わせで、胸元の印象をコントロールすることも可能です♪
アイテム別着やせコーディネート術
トップス選びの決定版
骨格ストレートの方におすすめのトップスを、アイテム別に詳しくご紹介します。
シャツ・ブラウスの選び方
- きちんとしたコットンシャツは骨格ストレートの得意分野。
ジャストサイズを選び、襟元を少し開けて着るのがポイントです。 - スキッパーシャツ(襟元がV字に開いたシャツ)なら、最初から首元がすっきり見えるデザインになっているので失敗知らず◎
- ボウタイブラウスは、リボンが縦のラインを作ってくれるため、上半身をすっきり見せる効果があります。
ニット・セーターのコツ
- ハイゲージニットは、薄手でも高級感があり、体のラインをきれいに見せてくれます。
- Vネックニットは定番中の定番。
一枚でも重ね着でも活躍する万能アイテムです。 - タートルネックを着たい場合は、ボトムスに明るい色を持ってきて視線を下に誘導したり、ロングカーディガンで縦ラインを作ったりする工夫を♪
カットソー・Tシャツの選び方
- ある程度の厚みがあるカットソーを選びましょう。
薄すぎるものは下着が響いたり、体のラインを拾いすぎたりする可能性があります。 - 無地のシンプルなデザインが基本ですが、胸元に小さなロゴが入ったものや、縦ラインを意識したデザインならアクセントとして効果的。
アウターで上半身をカバー
アウター選びは、上半身のボリューム感をカバーする重要なポイントです。
ジャケットの選び方
- テーラードジャケットは骨格ストレートの定番アイテム。
肩幅ジャストサイズで、深いVネックのデザインを選びましょう。 - ノーカラージャケットもおすすめ。
首元がすっきりして見えるため、上半身の重心を軽やかに見せてくれます。 - ジャケットの着丈は、ヒップが少し隠れる程度のミドル丈がバランス良好◎
コートの選び方
- チェスターコートは、きれいなIラインを作ってくれる優秀アイテム。
オーバーサイズは避け、適度にフィットしたものを選びましょう。 - トレンチコートも骨格ストレートの得意分野。
ベルトでウエストマークして、メリハリのあるシルエットを作るのがポイントです。 - ダウンコートを選ぶ際は、あまりボリュームのないスリムタイプがおすすめ。
ロング丈なら縦ラインも強調できて一石二鳥♪
カーディガンの活用法
- 薄手のロングカーディガンは、縦ラインを作る万能アイテム。
前開きで着ることで、インナーとのレイヤードを楽しめます。 - ショート丈カーディガンは、ハイウエストのボトムスと合わせて脚長効果を狙いましょう。
下半身とのバランスの取り方
上半身をすっきり見せるためには、下半身とのバランス作りも重要です。
パンツスタイルのコツ
- ストレートパンツは骨格ストレートの味方。
太ももをカバーしながら、膝下の美しいラインを活かせます。 - センタープレス入りのパンツなら、縦ラインがより強調されてスタイルアップ効果抜群。
- ワイドパンツを穿く際は、トップスをコンパクトにまとめてバランスを取りましょう。
スカートスタイルのコツ
- タイトスカートは、Iラインシルエットを作るのに最適。
膝丈からロング丈まで、幅広い丈感で楽しめます。 - Aラインスカートを選ぶ際は、ウエスト部分にギャザーが寄っていないデザインを選び、広がりすぎないものがおすすめ◎
- マーメイドスカートも、体のラインを美しく見せてくれる優秀アイテムです♪
季節別・シーン別コーデ提案
オフィス・通勤コーデ
お仕事シーンでは、きちんと感を保ちながら上半身をすっきり見せることが大切です。
春夏のオフィスコーデ
- 白のスキッパーシャツにネイビーのストレートパンツを合わせた定番スタイル。
シャツの襟元を適度に開けることで、首元をすっきり見せられます。 - 五分袖のブラウスにタイトスカートの組み合わせは、女性らしさときちんと感を両立。
膝丈スカートで脚のラインもきれいに見せられます◎
秋冬のオフィスコーデ
- ハイゲージのVネックニットにジャケットを羽織ったスタイルは、上品で洗練された印象。
ニットの色とジャケットの色でコントラストをつけると、より縦ラインが強調されます。 - シャツワンピースにベルトでウエストマークし、その上からノーカラーコートを羽織るスタイルも素敵。
ワンピースの前ボタンを数個開けて縦ラインを意識しましょう♪
カジュアル・休日コーデ
リラックスしたシーンでも、骨格ストレートの特徴を活かしたコーデを心がけましょう。
デニムスタイル
- ストレートデニムにVネックカットソーを合わせた定番カジュアル。
デニムはノンウォッシュやダークカラーを選ぶと、よりすっきり見えます。 - デニムジャケットをアウターにする場合は、インナーに開襟シャツやVネックニットを選んで首元をすっきりと。
ワンピーススタイル
- シャツワンピースは骨格ストレートの得意アイテム。
前ボタンを適度に開けて着ることで、縦ラインを強調できます。 - ニットワンピースもVネックデザインを選べば、一枚でスタイリッシュに決まります◎
レイヤードスタイル
- 薄手のロングカーディガンを使ったレイヤードは、季節の変わり目に重宝。
インナーにはフィットしたトップスを選んで、メリハリを意識しましょう。
フォーマル・お出かけコーデ
特別な日のコーデも、骨格ストレートの魅力を最大限に活かしましょう。
パーティー・結婚式スタイル
- Vネックのワンピースに、シンプルなジャケットを合わせたセットアップ風スタイル。
上品で洗練された印象を演出できます。 - タイトスカートとブラウスの組み合わせに、パールのネックレスでエレガントさをプラス。
ブラウスは襟元が開いたデザインを選ぶのがポイントです♪
お食事・デートスタイル
- ミディ丈のタイトスカートに、カシュクールトップスを合わせたフェミニンスタイル。
女性らしさを演出しながらも、すっきりとした印象に。 - ワイドパンツにコンパクトなニットを合わせたリラックススタイルも、高級レストランなどのカジュアルフォーマルにぴったりです◎
よくある失敗パターンと解決策
これはNG!避けたいアイテムと着こなし
骨格ストレートの方が避けた方が良いアイテムと、その理由をご説明します。
NGアイテムリスト
- オーバーサイズのトップスは、上半身をより大きく見せてしまう可能性があります。
ゆとりのあるシルエットを楽しみたい場合は、ボトムスでバランスを取ることが重要。 - フリルやギャザーが多用されたデザインは、ボリューム感を強調してしまいがち。
シンプルなデザインを基本に、ポイント使いに留めましょう。 - ハイウエストのボトムスは、もともと腰位置が高い骨格ストレートの方には不向き。
ウエスト位置がより上がって見えてしまい、バランスが崩れる原因に。
素材のNGパターン
- シフォンやジョーゼットなど、ふんわりとした素材は体のボリューム感を強調してしまいます。
どうしても着たい場合は、インナーでボディラインを整えたり、アウターで調整したりする工夫が必要です。 - 毛玉ができやすい安価なニットは、見た目の印象も良くありません。
骨格ストレートの方は、できるだけ上質な素材を選ぶことで、より洗練された印象になります♪
失敗を成功に変える挽回テクニック
NGアイテムでも、着こなし方次第で素敵に見せることができます。
オーバーサイズアイテムの攻略法
- オーバーサイズのニットやシャツを着る際は、必ずボトムスをフィットしたものにしてバランスを取りましょう。
- 袖をまくったり、裾をボトムスにインしたりして、ボディラインにメリハリを作ることも効果的です。
- 前ボタンのあるアイテムなら、数個開けて縦ラインを作るテクニックも使えます◎
苦手な素材の活かし方
- ふんわりした素材のアイテムは、首元が開いたデザインを選び、ジャストウエストで絞りがあるものを選ぶことで改善できます。
- 薄手の素材の場合は、しっかりとしたアウターを羽織って存在感をプラス。
インナーとアウターのコントラストを意識しましょう。
色使いでカバーする方法
- 上半身に膨張色(白や明るい色)を持ってくる場合は、ボトムスに収縮色(黒やネイビーなど)を合わせてバランスを取りましょう。
- モノトーンコーデは、縦ラインを強調しながらシックな印象を演出。
迷った時の救世主的な配色です♪
まとめ
骨格ストレートの上半身ボリュームは、正しい知識と着こなしテクニックがあれば、必ず改善できます。
最も大切なのは、ネックライン選びです。
VネックやUネックで縦の抜け感を作ることで、上半身全体がすっきりと見えるようになります。
そして、Iラインシルエットを基本とし、ジャストサイズのアイテムを選ぶことで、骨格ストレートの美しいボディラインを活かせます。
素材選びも重要なポイント。
ハリのあるコットンやサテン、ハイゲージニットなど、体をサポートしてくれる素材を選ぶことで、より洗練された印象に仕上がります。
肩幅、二の腕、胸周りなど、気になる部位別のカバーテクニックを使い分けることで、どんなシーンでも自信を持っておしゃれを楽しめるはずです。
骨格ストレートの特徴は、決してコンプレックスではありません。
むしろ、多くの人が憧れる美しいボディラインの持ち主だということを忘れずに。
今回ご紹介したテクニックを実践して、自分らしいスタイルを見つけてくださいね◎
毎日のコーディネートが楽しくなり、鏡を見るのが待ち遠しくなるような、そんな素敵な変化を応援しています♪

















































