骨格ストレートの上半身ボリュームが目立つ理由
骨格ストレートの体型的特徴

骨格ストレートは、上半身に立体感と厚みがある体型です。
バストやヒップの位置が高く、肩幅もしっかりしているため、メリハリのあるボディラインが特徴。
肌にハリと弾力があり、筋肉がつきやすい体質のため、細身の方でも華奢な印象にはなりにくく、健康的で女性らしい印象になる方が多め。
膝下はすっきりしており、上半身と下半身のバランスに違いがあるのも特徴です!
首は短めで鎖骨が見えにくく、デコルテ周辺に厚みがあります。
横から見ると前後にボリュームがあり、立体的なシルエットなのが特徴です◎
上半身にボリュームが出やすいのはなぜ?

骨格ストレートの上半身にボリュームが出やすい理由は、骨格と筋肉が関係しています。
肩甲骨が立体的で、胸郭に厚みがあるため、自然と上半身に存在感が出てしまうことも...。
筋肉がつきやすい体質のため、二の腕や肩周りに筋肉のハリが出やすく、これがボリューム感に繋がります。
脂肪も上半身から蓄積されやすく、お腹・背中・二の腕外側に脂肪がつきやすい傾向があります。
バストの位置が高いことで、上半身全体が前に出て見えるため、厚みが強調されます。
首が短いことで、上半身が詰まって見えるのもボリューム感を増す要因です!
太って見える原因の正体

骨格ストレートが太って見える最大の原因は、服選びと着こなし方にあります。
体型に合わない服を選ぶと、ボディラインがが隠れてしまい、かえって太って見えるのです...。
オーバーサイズの服は、上半身の厚みをさらに強調し、だらしない印象になりがち。
逆に、タイトすぎる服は体のラインを拾いすぎ、筋肉のハリや脂肪を目立たせてしまいます。
柔らかい素材の服も要注意。
とろみ素材やリブニットは、体の凹凸に沿ってしまい、ボリューム感を強調します。
フリルやギャザーなどの装飾も、上半身に重量感を加えてしまいます。
首元が詰まったデザインは、短い首をさらに短く見せ、重たい印象になってしまいがち。
【即効性】上半身をすっきり見せる基本テクニック
首元デザインで視覚効果を狙う
首元のデザインは、骨格ストレートの上半身をすっきり見せる最重要ポイントです。
Vネックは縦のラインを作り、首を長く見せる効果があります。
深すぎず浅すぎない開きがベストです。
Uネックやスクエアネックも首元をすっきり見せる優秀デザインです。
スクエアネックは特に肩ラインをきれいに見せ、デコルテを美しく演出します。
シャツは第二ボタンまで開けると抜け感が出て、上半身の重さを軽減できます。
スキッパーネックブラウスも自然な縦ラインを作るのでおすすめ。
避けたいのは、クルーネック・タートルネック・ハイネックなど首元が詰まったデザイン。
これらは首を短く見せ、上半身を重たく見せる原因になります。
袖の形とサイズ感って大事!
袖のデザインは、肩まわりや二の腕の見え方にかなり影響します。
骨格ストレートさんは、シンプルなセットインスリーブが安心。
肩の切り替え位置が正しいと、自然な肩ラインに見えます。
袖の長さもポイント。
半袖なら二の腕の太い部分を避けて、少し長め丈にするとカバーできます。
長袖なら手首が見える丈にすると、腕全体がすっきり見えます。
逆にパフスリーブやボリューム袖は肩まわりを強調しちゃうので避けたいところ。
フレンチスリーブも筋肉のハリが目立ちやすいので不向きです。
袖口にリブがあるデザインは、手首を引き締めてすっきり感を出してくれるのでおすすめです。
縦ラインでスタイルアップ!
上半身をすっきり見せたいなら、やっぱり縦ラインを意識するのが大事です。
Iラインシルエットは、骨格ストレートさんが一番きれいに見える形。
体に沿ったストレートなラインが、上半身の厚みをうまく分散してくれます。
ストライプ柄も縦ラインを強調できるアイテム。
細すぎず太すぎない幅を選ぶと◎。
縦ストライプは体をほっそり&長く見せてくれる効果があります。
センタープレスのパンツや縦に並んだボタンのシャツも、自然に縦ラインを作ってくれるのでおすすめです。
逆に、ボーダー柄やAラインシルエットは横幅を強調しちゃうので避けた方が無難です。
【トップス編】上半身ボリュームをカバーする服選び
素材選びのポイント
骨格ストレートさんが上半身をすっきり見せたいなら、ほどよくハリと厚みのある素材を選ぶのがコツです。
コットンブロード・ツイル・ポリエステル混紡みたいなしっかりした質感のものがおすすめ。
ラインを拾いすぎず、きちんと感も出せます。
少し光沢のあるサテンや程よい厚みのあるジャージー素材も、上半身をきれいに見せてくれる効果がありますよ。
避けたいのは、薄手カットソー・とろみ素材・リブニット。
体の凹凸を拾いやすくて、筋肉や脂肪が目立っちゃいます。
ニットなら、目が詰まった薄手よりも程よい厚みがあるタイプを選んで。
ケーブル編みみたいに凹凸が強いデザインは、さらにボリュームが出ちゃうので注意です。
ネックラインで変わる印象
Vネックは骨格ストレートさん最強のネックライン!縦のラインを作って首を長く見せてくれるし、デコルテもきれいに映えます。
深さは鎖骨がちょっと見えるくらいが上品で、オフィスでも使いやすいです。
Uネックは柔らかい雰囲気を出しつつ、首まわりをすっきり見せてくれます。
丸みのあるラインで女性らしさも出せるので、いろんなシーンで活用できます。
スクエアネックは肩のラインをきれいに見せるだけじゃなく、デコルテも強調。
ちょっとモード感も出せるので、トレンドコーデにも◎。
逆にボートネックは横のラインが強調されるからあまり向いてません。
オフタートルやハイネックも首が短く見えやすいので避けた方がいいですね。
避けるべきNGデザイン

骨格ストレートさんが避けたいトップスデザインには、いくつか共通点があります。
フリル・ギャザー・ペプラムみたいな装飾は、どうしても上半身にボリュームを加えちゃいます。
パフスリーブやバルーンスリーブも肩まわりを強調して、上半身が大きく見える原因に。
袖ボリュームデザインは全体のバランスを崩しやすいので注意です。
オーバーサイズトップスも実は要注意。
体のラインが隠れすぎて、逆に太って見えちゃうことがあります。
肩が落ちる大きめサイズは、どうしてもだらしない印象に見えがち。
胸元ポケットや装飾は、バストの高さを強調しすぎるので避けた方が安心です。
【アウター・ボトムス編】全体バランスで上半身をすっきり見せる
アウター選びで肩幅をカバー
骨格ストレートさんの肩幅カバーには、アウターのシルエットとデザインが超重要です。
チェスターコートは直線的なシルエットで肩ラインをすっきり見せつつ、縦長効果も狙えます。
ノーカラーコートは首元がすっきりして、上半身の重さを軽減。
さらに首長効果も◎。
テーラードジャケットは肩パッド控えめで、自然なラインを活かすのがポイント。
ラペル幅は細すぎず太すぎないくらいがベストです。
丈感は腰骨〜膝上くらいが黄金比。
短すぎると上半身が強調されるし、長すぎると重たい印象になります。
ボトムスとの組み合わせ術
ストレートパンツは骨格ストレートさん鉄板アイテム。
Iラインを作って全体をすっきり見せてくれます。
タイトスカートもおすすめ。
体のラインをきれいに見せて、縦ライン強調。
丈は膝〜ミディ丈が理想です。
センタープレスパンツは脚長効果も◎。
ワイドパンツは広がり控えめを選んで、ウエスト位置をはっきりさせるのがコツです。
避けたいボトムスはプリーツ・ギャザースカートなどのボリューム系。
全体的に太って見える原因になります。
小物使いで視線をコントロール
ロングネックレスは縦ラインを演出して首元すっきり。
バッグはしっかりした構造のあるタイプがおすすめ。
特にレザー素材は上質感も出て相性抜群です。
ショルダーバッグは脇の下あたりにくる長さが理想。
靴はシンプルなパンプスがベスト。
ヒールで脚長効果、ポインテッドトゥで足元すっきりを狙えます。
スカーフ・ストールは縦に垂らす巻き方で縦ラインを意識。
横に広がる巻き方は上半身が大きく見えるからNGです。