骨格ストレートがカーディガンを「苦手」と感じる理由
「カーディガンを着ると太って見える気がする」「なんだか着膨れしちゃう…」そんな悩み、実は骨格ストレートさんにとても多いんです。
せっかくお気に入りを買っても、鏡を見てイメージと違ってがっかり…なんて経験、ありませんか?
でも安心してください!
実は“似合うカーディガン”を選べば、骨格ストレートさんでもぐっとスタイルアップできるんです。
大切なのは、自分の体型を理解して、それに合った素材やデザインを選ぶこと。
ここからは、失敗しないカーディガン選びのポイントを詳しくお伝えしますね。
骨格ストレートの特徴
まずは、自分の体型をしっかり理解することから始めましょう。
骨格ストレートさんは、全体的に立体感のあるメリハリボディが特徴。
バストやヒップの位置が高く、肌にはハリと弾力があります。
首はやや短めで肩幅がしっかりしており、上半身に厚みがある一方で、膝下はスラッと細いのが魅力。
いわば“グラマラスで健康的”なスタイルです。
シンプルで上質な服ほど似合うのがこのタイプの強み。
ただし、この立体感を考えずに服を選ぶと、着太りして見えることがあるんです。
太って見える、着膨れしてしまう…その理由
骨格ストレートさんが「カーディガンが苦手」と感じるのは、上半身の厚みがあるため、素材やサイズ選びを間違えるとボリュームが強調されてしまうから。
特にローゲージニットやオーバーサイズのデザインは要注意。
ゆったり着られて楽そうに見えますが、実際には体の立体感と重なって“もっさり見え”の原因に。
また、首が詰まったデザインは首を短く見せ、上半身が重く見えてしまいます。
でもこれは“似合わない”のではなく、“選び方が合っていなかった”だけ。
ポイントを押さえれば、ちゃんとスタイル良く着こなせます!
骨格ストレートに似合うカーディガンの選び方【基本編】
ここからは「カーディガンが苦手…」という骨格ストレートさんでも安心しておしゃれを楽しめる選び方をご紹介します。
ポイントは「素材」「シルエット」「首元のデザイン」「丈感」の4つ。
この4つを押さえるだけで、“着太り”や“もっさり感”とは無縁に!
どんなシーンでもすっきりと着こなせる、理想のカーディガンが見つかりますよ。
素材選びで着痩せが叶う! 秋冬はハイゲージがおすすめ
カーディガン選びでまず注目すべきは“素材”。
骨格ストレートさんには、編み目の細かい「ハイゲージニット」がおすすめです。
表面がなめらかでハリがあり、体の立体感をきれいに引き立ててくれます。
秋冬にありがちなローゲージやモヘア素材は、どうしても着膨れしがち。
コットンブレンドやウール、カシミヤなど、厚みがありながらもスッと落ち感のある素材を選ぶのが正解です。
春夏なら、リネン混やコットン素材でさらっと軽やかに。
迷ったときは“表面がフラットで自立感のある生地”を選べば間違いありません♪
シルエットはジャストサイズが正解
骨格ストレートさんが最も意識したいのは、ズバリ“サイズ感”。
体のラインを隠したくて大きめを選びがちですが、それが着太りの原因なんです。
おすすめは、体にほどよく沿うジャストサイズ。
肩の縫い目がぴったり合い、袖がだぶつかず、前を閉じたときにバスト部分にこぶし1つ分の余裕があるサイズが理想です。
タイトすぎず、ゆるすぎない“程よさ”がポイント。
試着の際は腕を動かしたり、座ったりして動きやすさも確認して。
ジャストサイズのカーディガンなら、きちんと感もスタイルアップも叶います!
首元のデザインですっきり見せ
骨格ストレートさんは上半身に厚みがあるぶん、首元に抜け感を作ることが大切。
おすすめはVネックや深めのラウンドネック。
特にVネックは縦ラインを強調してくれるので、首が長く見え、顔周りがぐっとすっきりします。
デコルテが見える深めのラウンドネックも◎。
開襟デザインのカーディガンなら、抜け感ときちんと感の両立が可能です。
もし首が詰まっているタイプを持っているなら、上から数個ボタンを外すだけでも印象が軽くなりますよ♪
丈感の黄金ルール:腰骨が隠れる長さorロング丈
カーディガンは丈感ひとつで印象が大きく変わります。
骨格ストレートさんに似合うのは「腰骨が隠れる丈」か「膝上のロング丈」。
腰骨丈なら腰の高さを活かしてバランスよく見え、ヒップラインも自然にカバーできます。
ロング丈は縦のIラインを強調し、体全体をスマートに見せてくれます。
選ぶときは、裾がストンと落ちるデザインがベスト。
裾が絞られていると重たく見えるので注意しましょう。
短め丈を着たい場合は、腰骨にかかるくらいのクロップド丈が◎。
全身のバランスを鏡で見ながら、“一番すっきり見える位置”を探してみてくださいね!
【注意】骨格ストレートが避けたいカーディガン
これまで、骨格ストレートさんに“似合うカーディガン”を紹介してきましたが、実は避けたほうがいいデザインもあります。
気に入ったアイテムでも「なんだか太って見える…?」と感じるときは、もしかしたらそのカーディガンが苦手デザインなのかも。
でも安心してください!
ちょっとした着こなしの工夫で、苦手アイテムも上手に取り入れられるんです。
ここでは、避けたいデザインと、どうしても着たいときの対処法を紹介します♪
ローゲージ・オーバーサイズは着膨れの原因に
ローゲージニットやオーバーサイズのカーディガンは、ゆるっと可愛いけれど、骨格ストレートさんには難易度高め。
凹凸のある編み地や大きめシルエットは、上半身の厚みを強調してしまいがちなんです。
特にケーブル編みなど立体感のある素材は、肩や胸まわりがごつく見えてしまうことも。
さらに肩のラインが落ちるデザインは、肩幅が広く見えてしまう原因に。
ハイゲージ素材&ジャストサイズのすっきりしたカーディガンを選ぶのが、いちばんスタイルよく見える秘訣です◎
それでも着こなしたい時は…
どうしてもオーバーサイズを楽しみたいなら、着方を工夫してみて。
ポイントは“前を開けて羽織ること”。
ボタンを留めずに縦ラインを作るだけで、すっきり見えが叶います。
インナーは薄手でフィット感のあるものを選び、ボトムは細身パンツやタイトスカートですっきりまとめましょう。
袖をまくって手首を見せたり、細ベルトでウエストマークをするのも◎。
どうしてももたつくときは、カーディガンを肩掛けして“こなれ見せ”するのもおすすめです!
ドロップショルダー・ラグランスリーブ
ドロップショルダーやラグランスリーブのカーディガンは、肩の位置が下がって見える分、肩幅が広く見えてしまう要注意アイテム。
もともと肩の骨格がしっかりしているストレートさんは、このデザインを選ぶと上半身が大きく見えることも。
柔らかい雰囲気は出せますが、体の立体感と相まって“ずんぐり見え”することがあるので注意です。
きれいめに見せたいなら、肩位置が自然に合うセットインスリーブのカーディガンを選ぶのがベストです!
それでも着こなしたい時は…
ドロップショルダーをどうしても着たいなら、肩掛けスタイルで“抜け感”を作るのがおすすめ。
肩の位置があいまいになり、広がって見えにくくなります。
羽織るときは、前を開けて縦のラインを強調し、ボトムは細身のパンツですっきりまとめて。
袖を少しまくって手首を見せると、軽さと女性らしさがプラスされます。
ラグランスリーブも同様に、ボタンを閉じずに羽織って動きを出すのがコツ。
肩の存在感をやわらげながら、おしゃれに見せられますよ♪
【シーン別】骨格ストレートにおすすめのカーディガン
これまでの基本を押さえたうえで、「実際どんなカーディガンを選べばいいの?」と迷う方のために、ここではシーン別のおすすめを紹介します。
オフィス・休日・春夏・秋冬、それぞれの場面で活躍する一枚を見つけてくださいね♪
オフィスで使える上品カーディガン
オフィスには、きちんと感がありつつ堅苦しくないVネックのハイゲージカーディガンがおすすめ。
ネイビーやグレーなどの落ち着いた色で、腰骨が隠れるジャスト丈を選ぶと上品です。
素材はウール混やコットン混のハリのある生地がベスト。
薄すぎる素材は安っぽく見えやすいので注意。
冷房対策用なら、薄手でもハリ感のあるものを。
迷ったときは「シンプル×上質×ジャストサイズ」を選べば間違いありません◎
休日のカジュアルコーデに合うカーディガン
休日は少し遊び心をプラスして♪
ボタンや配色がアクセントになったデザインカーディガンで、リラックスしながらもおしゃれに。
ロングカーディガンはデニムと相性抜群で、縦ラインを強調してスタイルアップしてくれます。
ポロカーディガンもおすすめで、Tシャツよりもきちんと感が出る万能アイテム。
どんなデザインでも、「首元すっきり」「体にほどよく沿うサイズ感」を意識すれば、すっきり見えが叶いますよ!
春夏向けの軽やか素材カーディガン
春夏は、さらっとしたコットンやリネン混素材のカーディガンで涼しげに。
ハリがあって薄すぎない生地を選ぶと、肉感を拾わずすっきり見えます。
Vネックやノースリーブタイプなら、暑い日でも快適。
カラーはホワイト・ベージュ・ライトグレーなど明るめが◎。
冷房対策にも便利なので、バッグに入れておくのもおすすめです。
秋冬に頼れる厚手カーディガン
秋冬はウールやカシミヤのハイゲージカーディガンが大活躍。
厚手でも編み目が細かいタイプなら着膨れ知らず。
ツイード素材も上品でおすすめです。
丈は腰骨丈または膝上ロング丈がバランス◎。
カラーはネイビーやブラウンなど深みのある色が似合います。
首元は開けて着てデコルテを見せると、抜け感が出てスタイルアップしますよ!
骨格ストレートのカーディガンコーディネート実例
ここまでのポイントを踏まえて、「実際どんなコーデが似合うの?」という方へ。
骨格ストレートさんにぴったりなカーディガンコーデを3パターンご紹介します。
どれもすぐ真似できるスタイルなので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
シャツ×カーディガンできちんと感を
シャツとカーディガンの組み合わせは、骨格ストレートさんの王道コーデ。
ハリのある白シャツにVネックカーディガンを羽織るだけで、上品で清潔感のある印象に。
襟元と前立ての縦ラインがすっきり見えを叶えます。
ボトムはセンタープレスパンツやタイトスカートが◎。
モノトーンやネイビー系でまとめれば、オフィスでも好印象。
休日はデニムシャツを合わせて、きれいめカジュアルにアレンジしても素敵です!
ワンピース×カーディガンで女性らしく
Iラインシルエットのワンピースに、ジャスト丈のカーディガンを重ねると、骨格ストレートさんらしい美バランスに。
色はワンピースと同系色でまとめると、自然な統一感が出ます。
秋冬はタイトなニットワンピにロングカーディガンを羽織って、縦ラインを強調。
ベージュ×ブラウンやネイビー×グレーなど、落ち着いたトーンでまとめると大人っぽい印象に。
足元はパンプスやショートブーツで仕上げて!
パンツスタイル×カーディガンでIラインを強調
パンツ派の骨格ストレートさんは、センタープレスパンツ×Vネックカーディガンのコンビが最強。
カーディガンは前を開けて羽織ると縦のラインが際立ち、脚長効果も抜群です。
インナーはタイトなカットソーを選び、すっきりまとめて。
休日はストレートデニム×ロングカーディガンで大人カジュアルに。
上半身をコンパクトに見せることで、スタイルアップが叶います♪
まとめ:自分に似合うカーディガンでおしゃれを楽しもう
「カーディガンは太って見える…」と感じていた方も、ポイントを押さえれば大丈夫。
選び方のコツは、ハリのある素材・ジャストサイズ・すっきりした首元・腰骨〜膝上丈。
着こなしはボタンを開けて羽織る+袖まくりor肩掛けで抜け感を出すのが正解です。
オフィスでは上品なVネック、休日はデザイン性のある一枚、春夏は軽やか素材、秋冬は上質な厚手ニットを。
シーンに合わせて選べば、毎日のコーデがもっと楽しくなります。
骨格ストレートさんの魅力は、メリハリのある立体的なボディライン。
その美しさを引き立てる“自分に似合うカーディガン”を見つけて、季節ごとにおしゃれを楽しんでくださいね!







































